ぎやまん郷のオルターが選ばれる理由 ガラスと木の小型お仏壇「オルター」がお客様に喜ばれる理由は様々です。 手間を惜しまずハンドメイドで仕上げられた一点物「オルター」はコンパクトサイズで、どの部屋にも馴染みます。 まず何よりも明るいということ。場所を選ばずに家のどこにおいていただいても違和感なく、馴染みます。和室や仏間があったりなかったりする現在の住環境を考えれば至極当然といえば当然ですが、家のどこにおいても馴染む見た目・デザインは何よりも重要です。そして、サイズが大きくないということもとても大事です。家のどこにでも違和感なく置けるサイズであると同時に、急な引っ越しなどがあっても、手軽に持っていけます。一軒家ではなく、お住いの形もいろいろになった現代では、引越しの回数も昔とは比べものにならないくらい多くなりました。そんな時でも、小型化したお仏壇「オルター」であれば、簡単に持ち運びができます。コンパクトサイズでどの部屋にも馴染む「オルター」で、お仏壇の祈りの文化を継承していきませんか? ガラスの難しさとオルターの製作の歴史 オルターの製作は段ボールからスタートしました。いくつもいくつも作ってイメージを固めていきました。次に全体をガラスで作ってみました。透明ガラスから色ガラスへと変えてみました。でも、地震国の日本で全部がガラスではー?じゃあと、木工作家に相談し、本当に様々な形ができてきました。そして試行錯誤のうえ、今のセミオーダー品に行きつきました。 まず、いくつもいくつもダンボールで試作し、イメージを固めるところからはじめました。 次に取り組んだのが全てガラスで製作するオルターです。透明ガラスからはじめた試作はその後、 色ガラ スでの製作へと移りました。ただ地震国・日本ですべてガラスでできているのはどうかと 考え、木工作家の方に相談し、次第にガラスと木のオルターへと変わって行きました。 本当に様々な形ができ、いろんな作家さんが暴走しはじめました。笑 そうして試行錯誤を繰り返していくうちに、最後に行き着いた形が、現在のセミオーダーで 製作しているオルターの形です。 ガラスの草花たちへのこだわり この花柄たちは、30年以上前バーナーワークでスタートしました。それからルネ・ラリックを見て、型入れを工夫したり、近くの木工作家から鉛の代わりに木でステンドグラス風にしたりと、吹きガラスをベースに多くの知恵をいただいて花シリーズが続いています。お花の講師をしていたため花が大好きです。時間をかけて丁寧に作りあげています。 30年以上前バーナーワークからスタート。 写真「色々な衣シリーズ」 ルネ・ラリックを見て凸凹をつけて彫ることに。 木工作家の方から、木枠を使うアイデアを教わり、ガラスと木を組み合わせた木工 ワーク(象嵌)へ。 「愛しい人達に中から花がたくさんある風景を見てもらいたい」そんな想いで、自然の花々に少しでも近づけるよう、日々試行錯誤を繰り返しています。 「オルター」は現代の人の「心」を大切にするためのものです。 ぎやまん郷のオルターはすべてがハンドメイドで製作されています。木工からガラス装飾に至るまで、一点一点が作家・職人の手を通し、生み出されます。フルオーダーでいただくものによっては、最長で半年かけてガラス部分を製作するようなものもあります。花弁一枚に2、3日以上かけ、手間と時間をかけることで、世界に一つだけの一点もののオルターが仕上げられるのです。一度吹いたガラスとまったく同じものは二度とできません。作家作品はもちろん、セミオーダーのオルターをとってみても、この世界にたったひとつの一点ものです。 ぎやまん郷のオルターのガラスはそういう繰り返し作業を通して製作されるので、他にはないデザインや風合いになり、世界でたったひとつのお客様だけのお仏壇として、手にした時に喜んでいただける作品へと仕上がります。既製品ではなくひとつひとつが全て手作りなので、手間も時間もかかります。それでも製作し続けるのは、ひとえに実際に使っていただき、皆様が喜んでくれることが実感できるからです。その喜びが私たちの喜びとなり、次も頑張ろうと思える活力です。直接お顔を見て、ご要望を聞いて製作し、最後に手から手へお渡しできることが何よりの楽しみであり、私たちの喜びです。 難しいオーダーでもお客様の想いをカタチにします。どんなことでもまずはご相談ください。